砲弾型LEDを使用しているヘッドライト基板では、光量が多いために光漏れが目立つ場合があります。
電球色LEDヘッドライト基板 NK-14 を KATO EF64-1000 に取り付けた場合を例として、光漏れ対策を行いました。

対策前の光漏れの状態です。

まずは、アルミテープを4.5mm幅にカットして、砲弾型LEDに巻きました。

機械室後方への光漏れは減りましたが、まだ、機械室から運転室への光漏れが多いです。

次に、ヘッドライトのプリズムに、黒色のマスキングテープを貼りました。
使用したテープは
mt エムティー カモ井加工紙 MT01P207
[マスキングテープ mt1P マットブラック]
です。
アルミテープを使わずにマスキングテープを使用した理由は、プリズムの複雑な形状に馴染みやすいためと、直近の集電板と接触してもショートしないためです。

テープを貼る前です。

LEDが当たる部分を避けて、3回に分けて貼りました。

機械室への光漏れは無くなりましたが、運転室への光漏れが残っています。

運転室の天井にあるカバーを外して、プリズムにマスキングテープを貼りました。
テープは左右に分けて貼りました。
貼った後は、プリズムに合わせて、ピンセットで馴染ませました。

カバーを取り付けます。

運転室への光漏れも無くなりました。

今回は KATO EF64-1000 を例にして光漏れ対策を行いましたが、使用したマスキングテープは薄くて馴染みやすいので、他の形式の機関車でも応用できると思います。