このページでは、NK23 電球色LEDライト基板 KATO 近鉄アーバンライナー用 の交換方法について説明いたします。

ボデーを広げて床下を外します。
床下は貫通路側から外します。
ボデーの裾に爪を引っ掛けて広げると外れます。

床下はまず、簡単に外すことができる貫通路側から先頭部の手前まで外します。

先頭部はボデーを押さえながら床板を後ろに引いて外します。
標識灯、テールライトのプリズムが薄いので、破損しないように注意して下さい。

ライトケースを外します。
左右2ヶ所の爪で留められているので、 片方ずつ外します。
爪やマイナスドライバーなどで外側に広げて外しますが、少し固いのでライトケースを破損しないように注意して下さい。

ライトケースを前方に引いて、ライト基板のリード線を床下から抜きます。

ライトケースからライト基板を取り外します。ライトケースの左右2ヶ所の爪で基板が留められています。
基板を指で持ち、ライトケースを外側に広げると基板が外れます。
左右、片側ずつ外します。

室内灯のプリズムの先端を遮光するために、プリズムを外します。遮光をしないと室内灯の光がヘッドライトまで届き、後進時にヘッドライトが点灯します。プリズムは金属板の左右2ヶ所の爪で留められています。

遮光用のアルミテープをカットします。8mm×8mmを2枚と5mm×11mmを2枚用意します。

5mm×11mmにカットしたアルミテープをプリズム先端の斜めになった部分に貼ります。

プリズムを元の位置に戻します。

LED基板を取り付けます。
基板を取り付ける前に、ヘッドライト用LEDのリード線を上方向に曲げておきます。
リード線は1回ひねっていますが、そのままにしておきます。
電源端子のリード線は、床下の集電板と接触するようにするため、少しだけ斜め下に曲げておきます。

電源端子のリード線を床板の穴に差し込み、基板を奥まで差し込みます。

基板を床板に密着させて、テールライト・標識灯LEDの位置をプリズムに合わせます。

ライトケースを取り付けます。ここで一度、線路の上に載せてLEDが点灯するかを確認します。

ヘッドライト用LEDのリード線を前方に折り曲げて、ヘッドライトのプリズムにLEDが当たるように位置を調整します。

遮光のために、8mm×8mmにカットしたアルミテープをライトケースの上部に貼ります。遮光をしないと、運転席に光が漏れます。

床下を取り付けます。
まず、標識灯、テールライトのプリズムを車体に合わせて差し込みます。
プリズムを折らないように注意して、床下を前方に差し込んで合わせます。

次に、前方の乗降扉付近の床下をボデーに合わせます。
床下がボデーにきちんと合うと、床下が前方に出て、連結器上部の灰色のパーツがボデー先端の下にせり出します。

車両後部へ向かって床下をボデーに合わせます。

車両を線路に載せて、ライトと室内灯が点灯することを確認します。